赤ちゃんの悩み

赤ちゃんのときにできる湿疹のお手入れ方法

生後2週間から半年くらいまでの赤ちゃんに起こる湿疹の多くが「乳児脂漏性湿疹」です。乳児湿疹と呼んでいる方が多いです。

多くの赤ちゃんが経験する湿疹ですが、体質や皮膚の丈夫さなどにより、症状が出やすい子とそうでない子がいます。
皮脂の分泌が多い頭や顔を中心に、赤いポツポツができて、カサカサしたり、かさぶたのような物ができたりします。
初めての赤ちゃんの時は、びっくりするかもしれませんが、大丈夫です。
ひどくても、1年くらいで治ってしまう病気です。

お手入れ方法は、清潔にしてあげることが一番です。
お風呂では石鹸で丁寧に洗ってやり、しっかりすすいだ後、病院で処方された塗り薬を塗ります。かさぶたのような物は取ってしまいたくなりますが、取ってやれば早く治る、というわけではありません。自然に取れるまで待ちましょう。
どうしても気になってしまう、というのであれば、ベビーオイルを付けた後、蒸しタオルなどをして湿疹を柔らかくしてから、シャワーなどで洗い流してやります。

ひどくなってくると、ジュクジュクして膿んでくる場合があります。
この場合はすぐに病院を受診してください。
抗生剤入りの薬を使って治します。
抗生剤と聞いて抵抗を感じるかもしれませんが、大量に使ったり、長期間使ったりする事を避ければ問題のない薬です。

乳児湿疹は見た目にも目立つので、周囲から色々言われたりする事もあり、子育て中のママとしてはやっぱり気になってしまいますよね。でもそれも一時のこと。
きちんとしたケアをして赤ちゃんを優しく見守ってやりましょう。